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体系づける、ということ。

原稿が進まないので気分転換にブログを書くことにした。昨日、これまた気分転換にとブログのデザインチェンジを試みたのだが、そのままやりっ放しで肝心の更新をしていなかったものだから、どこかに後ろめたさを感じていたというのもある。全くの個人的な事情で、ただ書くことが好きで始めたブログなのだから、後ろめたさなど感じる必要はないのだが、読者がいるとくればやはりそんな風に感じてしまう。とか言いつつ、かなりほったらかしにはしているが。


さて、月曜日から始まった講義および実技では第1回目ということでどの時間もガイダンスを行っている。そのガイダンスでは今年度から以下のことを念頭において話をしている。当該科目で学生たちが学ぶであろう内容(もちろんこれは学生ごとに異なるのではあるが)を、俯瞰的な視座から見下ろすイメージとして捉えてもらおう。つまりその科目内容がどの分野に属するのか、隣接する領域はこれこれこういう内容で、具体的な生活世界でどのように活かされているかというように、できる限り引いた位置からピントを合わせてみようと。そうすることで学生たちは他の科目と関連づけて体系的に学ぶことができるはずだと、こう考えたわけである。


豊富な経験を持つ方々にとっては至極当たり前のことなのかもしれないが、僕にとってはそうではない。「体系的に学ぶ」ことの大切さは身をもって知っているし、だからこそそうした教え方をずっとしようと思っていた。というか、しなければならないと考えていたのだが、力が足りずにずっと歯噛みしていたのである。本日までの3日間を振り返れば、十分に話ができたかは定かではないし、まだまだ至らぬ点はあっただろうが、少なくともそうした視座を手に入れたことは確かで、そのことには胸を撫で下ろしている。僕が仮想的に立ったであろう視座はまだまだ高度が低いけれど、少しずつ少しずつ飛翔していきたいと思う。「体系づける」という行為は、いわば研究者および教育者としてのスケールを露にすることなのかもしれないと、今更ながらその恐ろしさを感じている次第である。


とかく教えるというのは難しい。



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